Qwen3.5の基本スペック

Alibabaが2026年2月にQwen3.5を発表しました。総パラメータ数は397Bという大規模モデルです。しかし、MoE構造によりアクティブパラメータは17Bだけです。つまり、効率的な推論が可能になっています。

さらにテキスト、画像、動画のネイティブマルチモーダル対応です。また201の言語と方言をサポートしています。前世代の29言語から大幅に拡大しました。加えてコンテキストウィンドウは最大101万トークンに対応しています。

Qwen3.5のエージェント機能

Qwen3.5の最大の特徴はビジュアルエージェント機能です。具体的には、UI画面を理解してアプリケーションを自動操作します。たとえば、ボタンのクリックやフォーム入力を自律的に実行できます。

さらにマルチステップのワークフローにも対応しています。つまり、複雑なタスクを一連の手順として自動実行できるのです。また、コーディング機能も強化されています。そのため、エージェント時代の新基準といえるモデルです。

Qwen3.5とGPT・Claudeの比較

GPT-4やClaudeと比較して、Qwen3.5は費用対効果に優れています。具体的には、前世代から約60%のコスト削減を実現しています。また大規模ワークロードでは8倍の効率向上です。

さらにオープンウェイト版が提供されている点が大きな違いです。つまり、ダウンロードして自社インフラで展開できます。一方、GPTやClaudeはAPI経由のみです。そのため、カスタマイズの自由度ではQwen3.5が優位です。しかし、安全性や日本語対応の品質では各モデルに強みがあります。

Qwen3.5の利用方法

利用方法は複数あります。まずオープンウェイト版をダウンロードしてファインチューニングできます。またAlibabaのサーバーで実行するホスト版もあります。さらにQwen Chat APIやHugging Face経由でもアクセス可能です。つまり、用途に合わせた導入方法を選べます。

まとめ

Qwen3.5はAlibaba発のマルチモーダルAIとしてエージェント機能が注目です。特にビジュアルエージェントと201言語対応が強みです。したがって、コスト重視やカスタマイズが必要な場面で検討する価値があります。