Appleが今年後半にリリース予定のiOS 27が、内部コードの大規模クリーンアップに注力するという情報が出てきました。BloombergのMark Gurman氏が報じたもので、コードネームは「Rave」。macOSのSnow Leopardアップデートを彷彿とさせる内容になりそうです。

Snow Leopardの再来?コード最適化が最優先

Appleのエンジニアたちは、古いコードの削除、既存機能の書き直し、アプリのパフォーマンス改善に取り組んでいるとのことです。iOS 26で導入された「Liquid Glass」のような大きなUIの刷新はなく、内部の品質向上が主眼になっています。

Mac OSX 10.6 Snow Leopardを覚えている方なら、この方向性はピンとくるかもしれません。当時も「新機能ゼロ、ひたすら最適化」を謳って、結果的にユーザーから高い評価を得ました。同じアプローチがiOSにも適用されるわけですね。

バッテリー持ちの改善が期待される

効率化の改善がバッテリー持ちの向上につながる可能性もあるそうです。ただ、Appleがこれをマーケティングで前面に出すのか、それともユーザーが自然に気づく形にするのかは未定とのこと。

個人的には、「体感で速くなった」「バッテリーが持つようになった」と感じるアップデートが一番ありがたいと思っています。派手な新機能より、日常的な使い勝手の向上の方がユーザーにとっての価値は大きいですからね。

新デバイスへの布石

このコードクリーンアップには別の理由もあるようです。Appleは2026年後半にタッチスクリーン搭載MacBook Proと、初の折りたたみiPhoneの発売を予定しているとされていて、これらの新デバイスに対応するためにソフトウェア基盤を整える必要があるんですよね。

新しいフォームファクターに対応するには、レガシーコードを整理して柔軟な基盤を作っておく必要があります。iOS 27の最適化作業は、単なるメンテナンスではなく将来への投資という側面が強そうです。

Siri改善も引き続き課題

iOS 27のもう一つの柱は、AI機能の強化です。2024年6月に発表されたチャットボット型の新Siriは繰り返し延期されていて、一部の機能はiOS 26ではなくiOS 27での提供になる見込みです。

AppleのAIエージェント開発への取り組みは他社と比べてやや慎重ですが、それが品質の高さにつながることを期待したいところです。

まとめ

iOS 27「Rave」は、新機能よりも安定性・パフォーマンス・バッテリーを重視するアップデートになりそうです。折りたたみiPhoneやタッチスクリーンMacBookという新デバイスへの準備も兼ねていて、Appleの中長期戦略の重要な一手になると思います。

派手さはないかもしれませんが、モダンな技術トレンドと同じく「基盤を整える」ことの価値は大きいですよね。WWDC 2026での正式発表を楽しみに待ちたいところです。

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