Appleが2026年3月4日にニューヨークで「Special Apple Experience」を開催することが明らかになりました。今回のイベントは従来の大規模ライブストリーミングとは異なり、招待制のハンズオンイベントになるとみられています。

実はこの形式、2025年にも一度採用されていたんですよね。昨年はiPad AirやMacBook Airの発表後にニューヨークでハンズオンイベントが開催されました。その流れを踏まえると、今回も同じパターンになりそうです。

Apple Special Experienceとは?通常イベントとの違い

招待状には「Special Apple Experience」とだけ記載されており、「event」ではなく「experience」という言葉が使われている点が興味深いところです。これはApple Parkでの大規模配信イベントとは明確に区別されたもので、実際に製品を手に取って体験できる場になると考えられています。

一方で、iOS 27「Rave」の開発方針でもAppleはハードウェアよりソフトウェアの安定性を重視する姿勢を見せていました。今回の新製品がどのようなソフトウェア体験と組み合わされるのか、注目ポイントの一つですね。

iPhone 17eの登場が有力視される理由

海外メディアの報道を総合すると、iPhone 17eは「A18 Pro」チップを搭載したエントリーモデルになるとのことです。従来のiPhone SEシリーズの後継に位置づけられる製品で、価格を抑えながらもプロセッサ性能は上位モデルに匹敵するスペックになると見られています。

ここで気になるのが「なぜA18 Proなのか」という点。おそらくApple Intelligenceへの対応が大きな理由でしょう。Appleのオンデバイス AI機能を動作させるには一定以上のNPU性能が必要で、廉価モデルでもAI体験を統一したいという意図が感じられます。

廉価MacBookも同時発表か

もう一つの注目製品が、低価格帯のMacBookです。具体的なスペックはまだ不明ですが、教育市場やエントリーユーザー向けの製品として、Chromebookの価格帯に近い設定になる可能性があります。

また、MacBook ProやiPadの新モデルも同時に発表される可能性が報じられています。2025年のパターンでは、3月4日にiPad AirとiPad、翌5日にMacBook AirとMac Studioが発表されたので、今回も数日にわたって複数製品が順次公開される形になるかもしれません。

Apple Special Experienceの狙い

ライブストリーミングではなくハンズオンイベントを選んだ理由として、製品の「触り心地」や「使用感」を重視している可能性が考えられます。特に廉価MacBookのキーボードの打鍵感や、iPhone 17eの持った時のサイズ感は、映像だけでは伝わりにくい部分です。

AppleがOpenAIへの出資を通じてAI分野への本格参入を進めている中、新製品でどこまでAI体験を打ち出してくるのかも見どころになりそうです。

過去のApple春イベントとの比較

Appleの春イベントは毎年3月頃に開催されるのが恒例で、比較的手頃な価格帯の製品がラインナップされる傾向にあります。

2024年はVision Proの発売が2月で、3月にはiPad Proの噂がありました。2025年は先述の通り、iPad Air/iPad、MacBook Air/Mac Studioという組み合わせ。そして2026年はiPhone 17eと廉価MacBookが主役になるという構図です。

こうして見ると、春イベントは「多くの人が手に取りやすい製品」を揃える場として機能しているのが分かりますね。秋のフラッグシップ発表と対になる戦略と言えそうです。

開発者が注目すべきポイント

開発者目線で気になるのは、新しいハードウェアに合わせたAPIやフレームワークのアップデートがあるかどうかです。特にApple IntelligenceのAPIが廉価モデルでも利用可能になれば、AIエージェントの対応デバイス範囲が大きく広がることになります。

また、Apple Intelligenceの公式ドキュメント9to5Macの報道によると、今回のイベントでは新しい開発者向けツールの発表も期待されているようです。

まとめ

3月4日のSpecial Apple Experienceは、AppleがAI時代のエントリーモデル戦略をどう考えているのかが見えてくる重要なイベントになりそうです。iPhone 17eの価格設定や、廉価MacBookのスペックバランスは、今後のApple製品ラインナップ全体に影響を与える可能性があります。

正式な発表は3月4日を待つ必要がありますが、現時点の情報を踏まえると、かなり充実したラインナップになることが予想されます。引き続き最新情報が入り次第、アップデートしていく予定です。